１００年人生、アユの物語

アユは川で生まれ、成長して川の流れとともに海に出ます。

海で一生懸命頑張って生き産卵する時期になると故郷の川に戻り産卵します。

アユの一生涯を私は人生に例え、親から守られて育ち、社会性を鍛えるために学校に入り、そして学校から守られて成人になり、初めて社会に立ちます。

まるでアユが川から生まれ育って海に出たような感じがしますがいかがでしょうか。

アユにとって海は新たな世界であり、広い海をなんらかの信念を持ち、頑張るわけです。

海は新鮮な刺激がたくさんあるから楽しい場所でもあるが、大きい魚が泳いでいる危険な場所でもあります。

人生も同じように楽しみと危険が両方伴う場所であると思います。

色々な失敗をして成長し自分のことがよりはっきり分かり、何がしたいのかを見つけるために航海するのではないかと思います。

実践をする中で何をしたいかを分かり、進めていきたいときに健康が支えてくれないことが何より悔しいと思います。

健康の赤信号が入ってくることも気づかず、頑張りすぎて、耐えすぎて、迷子になってしまうときがあります。進めたいが健康問題が足を止める時もあります。

大丈夫！感謝してください。新たにより良い道へ行きます様に賢い身体が一休みを求めています。その声を無視しないで整備する時間をいただき、身体と心を整えて自分らしい人生に向かっていくようにゆっくりと活躍しましょう。

アユの夢は決して大きくない、広い海で航海してもちゃんと自我を忘れず戻って来られる。それが素敵。

アユの旅途には心と身体を休める暖かい禹先生の休憩所があります。

その思いが私の健康村の始まりです。

私は池袋内科と連携し、漢方アドバイザーとして、鍼灸治療院で患者さんを見させていただいております。難病の線維筋痛症の方とたくさん接して、統合医療を導入して改善する様な痛みの患者さんを見てきました。鍼灸治療だけで改善される方もいれば、漢方を兼ねて治療が必要な方も多くいらっしゃいます。自分で健康維持できるように食事、運動、休み、考え方などまでサポートし、本当の健康な身体と心を持った豊かな人生になれる様に協力させていただいております。

日本の漢方は対症療法が多く、東洋医学の本来の強みである体質把握をした上での弁証論治が不足しています。ハーブ専門の窓口を増やしてより多くの方に東洋医学の力を実感していただきたいと思います。